竹永みつえのお気に入り



映画・音楽のコーナー

映画

6・蝉しぐれ・原作藤沢周平・監督黒土三男

2005年・主演市川染五郎・木村佳乃 東宝系10月1日から公開されています。

ご存知藤沢周平の時代劇の映画化・スクリーンいっぱいに映し出される山形の景色にまずいやされます。そして市川染五郎演ずる下級武士の文四郎のひたむきな生き方、友情、いちずな愛に心が洗われる様な気がしました。

http://www.semishigure.jp/


7・4月の雪

ご存知ヨン様の最新作・05年9月17日から公開中

主演・ぺ・ヨンジュン/ソン・イェジン

妻の事故で妻の浮気にきずき、同じ事故にあった浮気相手の妻と恋におちるというストーリー

なんとなく、なぜ妻は浮気したのか?信じていたのに裏切られたという気持ちの機微があらわれていないので物足りなく感じました。もう少しストーリーを深めたら感動も大きいのに・・・との感想。

まあヨン様の姿のみ求めて見に行く方は満足でしょうが・・

http://www.aprilsnow.jp/top.html


1・「誰にでも秘密がある」04年・日本韓国

出演・イ・ビョンホン/チェ・ジュウ他 監督 チャン・ヒョンス

(感想) 最近韓国映画にはまっていて、色々見ましたが、これは全くコメデイと割り切ってみたほうがいいです。ストーリー性や感動をもとめてはいけません。イ・ビョンホン扮する必殺プレーボーイが、美人三姉妹それぞれと関係を・・・お互いは知らないからそれぞれ幸せなのでしょうが・・・・

ヨン様は優等生という感じですがイ・ビョンホンは不良っぽい。この役はヨン様は出来ないでしょうね。まあお金をだしてわざわざ映画館でみなくてもビデオで充分という感じでした。

2・「ハウルの動く城」04年・日本

出演・声 倍賞千恵子・木村拓也・三輪明宏他・監督・宮崎駿 東宝

(感想) ご存知宮崎アニメ、映像は美しいし、家が丸ごと動くなどの発想やアイデアが楽しかった。また90歳のおばあさんに魔法でかえられてしまった少女ソフィー。

戦争を始めた一部の人たちに真剣に立ち向かっていったり、危険な場面も前向きに困難をのりこえていくとき、不思議と90歳の彼女の顔がすごく綺麗に凛とした顔になる。

容姿は年齢や外見でなくやはり生き方が表れるのだと関心。戦争はおろかだしそれにたちむかうハウル、ほんとうにカッコイイのです。平和へのメッセージ一杯の内容です、是非ご家族で!!

3・僕の彼女を紹介します。 04年・韓国

出演・チョン・ジヒョン/チャン・ヒョク/キム・テウク 監督 クァク・ジェヨン

(感想) 最初から自殺のシーンでなんと、重い作品か?と思って見ていると、チョン・ジヒョンの出世作【猟奇的な彼女】を思い出させる、女性警察官役のチョン・ジヒョン。気持ちのいいくらいの強さと強引さでぐいぐい画面に吸い込まれます。誤認逮捕したチャン・ヒョク扮する教師と恋におちるラブストーリーです。しかし途中でとんでもない結末に。最後まで見るとこのタイトルの理由がわかります。とても綺麗な撮影で、音楽や景色などなかなか見せます。最近の韓国映画では最高だと思います。必見の価値あり!!

4・笑の大学 04年・日本

出演・役所広司/稲垣五郎他 監督・星護 原作・脚本 三谷幸喜

(感想) 昭和15年、演劇は規制され台本は検閲にかけられていた。ある日警視庁の取り調べ室で検閲官・向坂睦男(役所広司)は 劇団・笑の大学・座付作家・椿一(稲垣吾郎)を取り調べようとしていた。脚本を直すはずだった検閲官がどんどんその芝居のおもしろさにひきこまれていく。そのやりとりが絶妙。ほとんど2人芝居で、役所広司の芝居のうまさに感動する。結局その脚本家に召集条例がくるのだ、そして生きて帰れと立場をわすれて検閲官がいうところに反戦のメッセージがこめられている。見た後にこれはコメデイではなく、反戦映画だとおもったのは私だけでしょうか?

5・隠し剣鬼の爪 04年・日本 

出演・松たか子/長瀬正敏他 監督山田洋次 

(感想) 日本幕末。片桐宗蔵(永瀬正敏)は昔、自分の家に奉公していたきえ(松たか子)と再会する。商家に嫁いだきえはやせ細り、無残な姿だった。その彼女を助け出すシーンに愛情を積み重ねるということは案外地味な作業で、ここぞというときにこんな風に勝負が出来る覚悟があるかということではないか?と思った。


04年にご紹介した映画はこちらから

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