日本共産党岡山市議団で、灘崎町、御津町、玉野市
のタウンウオッチングにいきました。

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灘崎町

灘崎町です。(人口約1万5千人、議員数14人、議員報酬・政務調査費6474万2千円・一般会計64億円・地方債残高54億円)

写真は町役場、合併すると区割りになり、庁舎は現存のものをそのまま使うという考えが県南合併政令市任意協議会の中間報告です。ということはここも区役所になるのでしょうか?
一つの区の人口は15万から20万前後と中間報告では素案の材料が出ています。そうなると玉野市7万人灘崎町1万5000人でもまだたりません。

玉野の役場もあります、どうなるのでしょう?しかし区制については法定協議会で煮詰めるとのこと、まだ審議不十分です。

日本共産党はまず、市民が一番気になっている区制の議論もされていないという理由で、任意協議会の中間報告に反対しました。

灘崎町総合福祉センター(ウェルポートなださき)

温水プール・フィットネス・大浴場・健診・保健福祉課・会議室などがはいています。

総事業費30億円維持管理費1.8億円 風呂とプールが民間委託でプール・大浴場1回400円、年会費3万円です。

1万5千人は岡山でいうと岡南学区くらい、一つの中学校区にこんな豪華な施設があるということになります。

ファーマーズマーケットです。県の委託をうけて今は灘崎町が管理しています。

市民には無料開放されやっと入園者が増えたそうです。でも私が見た平日は少なかったです。

灘崎町総合公園です。9,7haで、テニスコート、グランドゴルフ、陸上競技場・サッカー場などです。

現在が28億円かかっています、しかしまだ陸上競技場はこれから整備中でもう30億円かかる予定。
1反当たり1,100万円という高額な土地価格、総事業費約60億円というのはこの町の1年分の一般会計予算にあたるという異常なお金の使い方です。国体までにと言っても、岡山と合併したら灘崎町の借金も背負うことになります。反対に言うとこんなお金の使い方をしているということは、自立できないどこかと一緒になるしか無いというのが実情でしょう。



御津町

御津町です。(人口約1万人、議員数14人、議員報酬・政務調査費5938万9千円、一般会計49億円、地方債残高52億円)

写真は国体のためにつくられた御津スポーツパークです、健康増進施設、プールはOSKに委託されています。1回のプールは400円トレーニングは2時間400円です。総事業費は約60億円。

広いプールこの日は4人しか泳いでいなかった・・・

これもスポーツパークです、一枚の写真に収まりきれないほどの大きさです。また、御津町には工業団地があります、町の管轄の工業団地は6社入っていて約500人の雇用者です。県の工業団地も御津町にあり第一期には5社1010人、第2期5社227人で残1区画、伊田にも2社52人残1区画です。


玉野市

玉野市 (人口約7万人、議員数25人、議員報酬・政務調査費 135.099千円、一般会計230億円地方債残高211億円)

写真は みどりの館みやまです。深山公園200ha、みどりの館みやまは農林水産振興センターで総事業費1億7200万円 直販野菜、鮮魚コーナー

 資本金玉野市50%150万円・岡山市農協45%135万円、岡山市漁協5%15万円で売り上げはH14年で直販173百万円、物産品103百万円、飲食23百万円という黒字決算で毎年2000万ほど一般会計に繰り入れており玉野市の第三セクターとして唯一成功をしているところだと、みどりの館の職員さんが教えてくださいました。
この日も朝から、たくさんのお客さんが野菜を買い求めてこられていました。

宇野港です。外航クルーズ船の寄港をめざして人流港の建設中。

岡山市は玉野市と合併をすると港湾の管理運営ができると市民説明会で言っていますが県との協議もまったくなされていません。また知事は議会の答弁で「岡山市に港湾の権利をわたすつもりはない」と明言しています。
政令市になると当然港湾が管理できるかのような説明は問題です。
宇野港にはポルタ・デ・UNOという産業振興ビルがあります。また音楽ホールの建設予定もありますが財政難で未着工のままです。




岡山市は合併特例債を周辺市町で使うのだと良いことばかり行っていますが、4つの市町の今後の事業計画をあわせると2000億円以上になります。合併特例債約570億円ではまったくたりません。優先順位やお金の使い方は法定協議会での議論になります。まだなにも決まっていないのに合併政令市に幻想を抱かせるような説明は問題有りです。

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