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保育を充実させるリレートーク

4月17日、「保育を充実させるリレートークの会」は、公立保育園の民間委託は「安心の保育につながらない」と、3丁目劇場(岡山市表町)でリレートークの集会を催し、アピールを採択しました。
4月17日 保育を充実させるリレートークの会

アピール

子どもたちの育ちが危ぶまれ、地域の子育て力も低下していると言われている今、子育ては単に子どもを持つ親だけの問題ではありません。とどまることを知らない日本の少子化は1000年後にはこの地上から日本人がいなくなる速さだと言われています。

子育てが楽しい、子どもが愛おしいと思える社会をつくるため、国も地方自治体も企業も、そして私たち大人ひとりひとりが知恵を絞らなければならない時です。

一方、少子化が叫ばれながら、保育園には限られた施設に定員を超えて子どもたちが入園しています。特に、乳児の年度途中からの入園は多く、小さな部屋いっぱいになっていたり、お昼寝をする場所もトイレの数も足りない現実があります。もっともっと保育園が必要とされています。

幼い子どもたちの命と発達を守るためには施設の面でも人の面でも豊かな保育環境が必要です。しかし、今、国も自治体も財政難を理由に経済効率優先の公立保育園の民営化を始め、弾力化、規制緩和、制度改革で保育に市場原理を持ち込み、公的保育の解体をおし進めています。

岡山市でも、04年12月岡山市総合政策審議会・保健福祉部会がまとめた「良質で持続的な保育サービスが提供できる体制づくりに関する検討結果」では、公立保育園の民営化の具体化に向けて真剣に取り組むべきとし、検討結果を基に2月には「新行財政改革プラン」に公立保育園の一部民営化を盛り込みました。

今、本当に岡山市のどこに住んでいても、子どもが大切にされ、安心して子育てできることこそが、将来の岡山市を豊かにしていく基本であると考えます。子育ての現状、子どもたちの実態を考えると、まだまだ保育園はたりません。保育を充実させる必要があります。

定員を超えた詰め込み保育ではなく、ゆとりがあり子どもの笑顔が輝く、保護者も安心して預けられ、職員も明るく健康で働ける保育園が必要です。

私たちは、全ての子どもたちの権利保障の立場から、拙速な公立保育園の民営化ではなく、保育の充実を求めます。

2005年4月17日

『保育を充実させる岡山市民の会」

UP 05-04-24


「崎本とし子のまちづくりニュース」Web版

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