1984年から1995年にかけて世界でもっとも危険な場所で起きた事件(内戦など)を背景に、永遠に絶えることのない情熱的な難民救済活動での心震えるラヴストーリー。戦争のむごさがリアリティーをもって描かれ、信念をもったNGO活動もリアルに映し出される。
脚本家のキャスピアン・トレッドウェルは、国連、赤十字などに2年の取材をおこなったという。主演のアンジェリーナ・ジョリーは、米国・ピープル誌で「最も美しいセレブ50人」に選ばれた女優で、国連難民高等弁務官事務所の親善大使としても活躍している。彼女は28歳だが、カンボジアの孤児院にいた0歳の男の子を養子として「子育て」している。人間としてもすてきな人だ。
この映画を観て、看護師としての血が騒ぎ、NGOでの人道支援に加わりたいとあらためて思った次第です。
岡山県内の上映館は、1月16日まで岡山ジョリー(岡山市中山下1-10-30-5 tel 086-221-0122)。上映期間は変更されることがありますので、お出かけの際はご確認ください。
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