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女性蔑視は許されません! 岡山市議会の超党派の女性議員で暴言の撤回を要求!!
森喜朗氏、太田誠一氏に暴言の撤回と謝罪を要求します
去る6月26日、鹿児島市で開催された全国私立幼稚園連合会での森喜朗氏、太田誠一氏の発言は、女性の人権を無視し、誹謗するものです、しかも、少子化や子育てをテーマにした討論会の場での暴言は、同じ女性として、怒りを禁じえません。
太田氏は「集団レイプするのは元気があっていい」と発言。レイプという犯罪行為を平気で容認し、被害者の身体的、肉体的痛みを全く考慮していません。
また、森氏は「子どもをたくさんつくった女性に対して面倒を見るのが、本来の福祉で、子どもをひとりもつくらない女性が、年をとって税金で面倒みなさいというのはおかしい」と、女性の役割を「子どもをつくる」ことに限定しています。また、森氏の発言には、子どもをたくさんつくったご褒美に、面倒を見てやるといった支配意識がありありと見え、時代錯誤の感覚も甚だしいといと言えます。子どもをもたない女性は納税者ではないのでしょうか。
子どもをもちたいと願いながらも、仕事と子育ての両立の困難、経済的負担、不妊、病気など様々な理由で、結果として子どもをもてない人も多くいます。また、生まない選択をするのも当然の権利です。1994年にカイロで開かれた国連の国際人権会議の行動計画では、リプロダクティブ・ヘルス・ライツ(生と生殖に関する健康・権利)の重要性が提唱され、日本も同意しています。今回の暴言について、小泉首相は「言論の自由だから」と一言で片付けていますが、森氏は自民党の少子化問題調査会会長、太田氏は行革推進本部長という立場で、絶対に許されるものではありません。
私たち岡山市議会女性議員一同は、両氏に対して強く抗議するとともに、速やかに、発言の撤回、謝罪を求めます。
岡山市議会女性議員 崎本 敏子
横田 悦子
若井 達子
本郷 由子
高月由起枝
下市香乃美
竹永 光恵
稲葉 泰子
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